中村 太郎
出来上がった焼酎「球磨川」を手にする下田文仁さん=7日、熊本県人吉市
2020年の熊本豪雨で約3メートルの浸水被害を受けた球磨焼酎の蔵元が、球磨川の氾濫水で運ばれてきた「蔵付き酵母」を使って新しい焼酎を造った。どれだけ被害を受けても、これからも球磨川と生きる-。そんな決意を込めた商品名は「球磨川」。豪雨からちょうど2年となる7月4日に発売する。